DEEBOT N10とT10の違いを徹底比較しました。
どちらも吸引だけでなく水ぶきもしてくれるロボット掃除機です。
違いを簡単にまとめると全部で10個の違いがありましたよ↓
スペック的には、DEEBOT N10 よりもDEEBOT T10の方がハイスペックで高性能です。
大きな違いポイントとしては
DEEBOT T10の方が
- 部屋の間取り・障害物をよみとるAI機能が高精度
- 見守りカメラがついてる
- エアーフレッシュ(芳香剤)で部屋をよい香りにしてくれる
- 水ぶきはモップが上下振動しながらよりキレイにしてくれる
- 直接話しかけて、操作ができる
と、より高度で便利な仕様です。
DEEBOT T10は見守りカメラでペットのお留守番も確認できるよ
これだけ並べると、DEEBOT T10がすごい!と思いがちですが
とはいえ、DEEBOT N10も基本的なロボット掃除機としての機能はしっかり備わっており、
掃除する分には申し分ない働きをしてくれます。(価格もT10と比べて安いです)
DEEBOT N10とT10、どっちを買おう!と迷っている方の参考になりましたら幸いです。
▼ペットを飼ってる方は、見守りカメラとして活用もできるDEEBOT T10が便利
▼価格は抑えつつ、しっかり吸引×水ぶきをしてほしい!という方はDEEBOT N10
DEEBOT N10とT10の違いを比較!
DEEBOT N10とT10の違いは以下の通りです。
以下にそれぞれの違いを解説します。
違い①吸引力
吸引力は、DEEBOT N10の方が強めです↓
※Paは、床からごみなどを吸い上げる力。数値が大きいほど吸引力が大きくなります。
- T10の吸引力:3000Pa
- N10の吸引力:4200Pa
DEEBOT N10のダストピックアップ率は95%です。
一般的なロボット掃除機の吸引力は2500〜3000Paといわれているよー!
DEEBOT N10の吸引力は一般的なロボット掃除機の吸引力としては、かなり強めです。
ペットの細かいゴミや、ホコリチリが気になる人は、吸引力が強い方がいいかもしれませんね。
違い②障害物回避性能
T10にはAIによるより精度の高い障害物回避性能がついています。
これがついていると、家具や壁への衝突を軽減してスマートに回避しながら掃除をしてくれるんです。
- DEEBOT T10:AIVI3.0(精度の高いAIによる障害物回避性能)
- DEEBOT N10:赤外線センサー
また、DEEBOT T10は
120万画素の高性能HDRカメラを搭載しているので、暗い部屋や明るすぎる部屋にも対応します。
DEEBOT N10は、前面のバンパー部分に赤外線センサーを搭載しており、障害物を立体的に把握して回避する機能が付いています。
回避能力や性能は、DEEBOT T10の方が遙かに進化しているよー!
違い③マッピング機能の違い
DEEBOT N10、T10共に、車の自動運転にも使われているD-ToF技術(レーザーパルスの反射速度によって物体までの距離を測る技術)を応用した「True Mapping2.0」が搭載されています。
広い部屋や家具の配置が複雑な間取りもに正確にマッピングして最短ルートを割り出して、走行・清掃します。
じゃあ何が違うのー?
DEEBOT T10は、さらに3Dマッピング機能がついています。
アプリで部屋のリアルな配置を確認しながら、音声アシスト機能のYIKOと併用して、T10に音声指示(清掃の開始・終了・一時停止)をすることも可能です。
違い④音声アシスタント有無の違い
DEEBOT T10にはエコバックスが独自に開発した音声アシスタント「YIKO(イコ)」が搭載されています。
これは、DEEBOT N10には搭載していません。
音声アシストYIKOは、
手元にスマホが無くても、本体に声掛けすると、清掃の開始・終了・一時停止をすることができます。
※N10、T10共にGoogle HomeやAlexaには対応しているよー。
音声で指示をだすのに慣れると、もはや手をつかって操作することが億劫になります。
音声は『使わないだろう』と思う方も、
一度使って慣れてしまうと、もう音声が一番楽!と感じてしまうかも。
違い⑤見守りカメラの有無
- DEEBOT T10:見守りカメラあり
- DEEBOT N10:見守りカメラなし
DEEBOT T10には120万画素の高性能高感度のRBGのHDRカメラを搭載しています。
148℃の広角レンズは広い視野を持ち、更にはアプリを使用して室内にいるお子さんやペットに話しかけることもできます。
掃除機としての役割を超えているよね。
このDEEBOT T10があれば、新たに見守りカメラを設置する必要がありません。
一方で、DEEBOT N10 にはカメラの搭載はありません。
違い⑥エアフレッシュナー有無
エアフレッシュナーとは、掃除をしながら部屋に香りもふりまく機能です。
評判がいい機能だよ~!部屋にいい香りになるって、嬉しいよね^^
- DEEBOT T10:エアフレッシュナーあり
- DEEBOT N10:エアフレッシュナーなし
DEEBOT T10には、購入時に「ワイルドブルーベル」の香りのカプセルが1個付属されています。
エアフレッシュナーカプセルは、追加で購入できます。
一方で、DEEBOT N10には、
エアフレッシュナーは、搭載されておりません。
違い⑦フィルター機能
フィルターの機能が異なります。
- DEEBOT T10
3層構造のフィルターで、微細なホコリやアレルギー物質を99%キャッチします。(6ミクロン以上のサイズの場合)
- DEEBOT N10 のフィルター
3層構造のフィルターで、0.3μmのホコリやアレルギー物質を95%キャッチ。
2種類の抗菌剤が施されたフィルターで、抗菌率は99.99%超え。
活性炭を後添加しているので、通常の家庭ゴミから発する臭い物質まで吸収します。
フィルターの仕様はやや異なりますが、そこまで大きな違いがあるわけではないですね。
ただ、DEEBOT N10は、
抗菌仕様に加えて消臭効果もあるので、やペットがいる方にもいいですね。
違い⑧最大稼働時間
バッテリー容量は、DEEBOT T10、N10両機種とも5200mAhと大容量、充電時間も同じ6.5時間です。
ただ、最大稼働時間は異なります。
- T10:最大稼働時間260分
- N10:最大稼働時間300分
バッテリー容量が同じで最大稼働時間に違いがあるのは、T10の方がカメラなど機能が多く搭載されているため、その分余計に電力がかかるためと思われます。
それでも、どちらも長時間稼働してくれて十分すぎる!と思っちゃうな
違い⑨価格
- T10の価格:109,800円(税込)
- N10の価格:59,800円(税込)
※2023年4月時点
価格はかなり違いがあるね。
搭載されている機能などもT10の方がハイスペックなため、価格に大きく差が出ている状況です。
【DEEBOT T10の最安値】
【DEEBOT N10の最安値】
違い⑩水拭きの仕様
DEEBOT T10、N10両機種ともにとも「OZMOモップシステム」を搭載
水の流量が4段階あり、ニーズに合わせて設定を調整でき、吸引+水拭きのダブル清掃が可能ですが
振動機能の有無が異なります。
- T10水拭き仕様
「OZMO™ PRO3.0」が搭載
振動機能あり。1分間に最大600回もモップを前後に振動させながら清掃(3段階調整が可能)
- N10の水拭きの使用
従来の「OZMOモップシステム」を搭載
振動機能はない
床を水浸しにすることなく、吸引しながらの水拭き機能は両機種に付いていますが、上下に振動しながら水拭きするDEEBOT T10の方がしつこい汚れも落としてくれそうです。
▼ペットを飼ってる方は、見守りカメラとして活用もできるDEEBOT T10が便利
▼価格は抑えつつ、しっかり吸引×水ぶきをしてほしい!という方はDEEBOT N10
DEEBOT N10とT10の共通の機能は?
DEEBOT N10とT10の共通の機能は以下の通りです。
共通①2in1タイプ(吸引だけでなく水ぶきもできる)
DEEBOT N10とT10は共に、吸引と水拭きを一度にこなす2in1タイプです。
前方左右のサイドブラシで広範囲にごみを集め、強力な吸引力でごみを吸い上げ、
1回の清掃で水拭きまで仕上げます。
足の裏に感じるべたつきまで水拭きで綺麗に落としてくれるので、床掃除の一切の手間が省けます。
共通②カーペット自動認識
超音波センサーによるカーペット自動認識で、固い床のみモップ掛けをします。
またカーペットを認識すると吸引力を高めるので、毛足に絡まるごみも強力に吸引します。
共通③自動充電・自動で再開
バッテリー残量が不足すると自動的に充電ドッグに戻ります。
作業開始に充分な充電が終了すると中断した場所に戻り自動で清掃作業を再開します。
共通④静音設計
DEEBOT N10が静音モードで65db、
DEEBOT T10が66dbと静音設計を実現しています。
一般的な静音設計の掃除機と同程度のレベルです。
(70db:少しうるさい 60db:普通の会話程度 50db:音はするが気にならない程度)
共通⑤アプリでお掃除管理
ECOVACS HOMEアプリをダウンロードすることにより以下のことができるようになります。
- 掃除モードの設定
- 掃除したい場所の設定
- 部屋の間取りを認識する(3Dマッピング)
- 進入禁止エリアを設定する
- ビデオ管理機能
一通り、スマホアプリで操作・設定ができます。
3Dマッピングやビデオ管理はDEEBOT N10の仕様できませんが、その他の機能や設定はアプリで管理することができます。
▼ペットを飼ってる方は、見守りカメラとして活用もできるDEEBOT T10が便利
▼価格は抑えつつ、しっかり吸引×水ぶきをしてほしい!という方はDEEBOT N10
DEEBOT N10がおススメの人は?
DEEBOT N10は、DEEBOT T10よりも価格は安く、スペックは落ちますが、
吸引×水ぶきの性能はしっかりしているので
- 価格を抑えたいけど、それなりのロボット掃除機が欲しい
という方には、申し分ない掃除性能を発揮してくれます。
カメラ機能やより高度な性能は不要!という方は、DEEBOT N10で十分ですね。
▼価格は抑えつつ、しっかり吸引×水ぶきをしてほしい!という方はDEEBOT N10
DEEBOT T10がおススメの人は?
DEEBOT T10は、
カメラ機能がついていて見守りカメラとして使えるところ、
水ぶき機能ではモップが上下に動くので汚れをよりキレイにおとしてくれるところ
エアーフレッシュナーで部屋の香りもよくしてくれるところ
ここが、DEEBOT N10と比べて大きくすぐれている点です。
- ハイスペック機種を求める
- 見守りカメラとして使用したい
- 水拭きでしっかり汚れを落としたい
- エアフレッシュナーで香りを楽しみたい
- 3Dマッピングや音声アシストでロボット掃除機を機能的使用したい
こんな方は、やや高値にはなりますがDEEBOT T10の方が満足度高く使用できそうですね。
お掃除以外の+アルファな機能をロボット掃除機に求めるのであればこちらがいいかもしれません。
▼ペットを飼ってる方は、見守りカメラとして活用もできるDEEBOT T10が便利
DEEBOT N10とT10の違いを比較!まとめ
DEEBOT N10とT10の違いをまとめると…
N10 | T10 | |
吸引力 | 4300Pa | 3000Pa |
障害物回避 | 赤外線センサー | AI技術を搭載した「AIVI3.0」 |
マッピング機能 | True Mapping2.0 | True Mapping2.0+3Dマッピング可能 ※より高精度 |
音声アシスタント | –(Google HomeやAlexaには対応) | 「YIKO(イコ)」搭載(Google HomeやAlexaも対応) |
水拭機能(モップ) | OZMO(振動無し) | OZMO PRO3.0(上下振動あり) |
乗り越え段差モップ付き | 2㎝ モップ付き:1.7㎝ | 2㎝ モップ付き:2㎝ |
カメラ機能 | – | ◯ |
エアフレッシュナー | – | ◯ |
抗菌仕様 | ◯ | – |
最大稼働時間 | 300分 | 260分 |
フル充電所要時間 | 6.5時間 | 6.5時間 |
価格 | 59,800円(税込) | 109,800円(税込) |
T10の特徴は以下の3つです。
- AI搭載の障害物回避性能やマッピングで高精度
- 音声アシスタントや見守りカメラ
- エアフレッシュナー
- モップが振動してしっかり汚れを落とす
ペットやお子さんの見守りカメラとしても活用したい場合、部屋の香りもよくしたい、床の汚れが目立ちやすくてきれいにしたい
そんな場合は、DEEBOT T10が十分な機能が備わっていてよいですね。
一方
基本機能がしっかりしたDEEBOT N10の特徴は以下の3つです。
- 吸引力が強力
- 抗菌仕様
- T10 に比べて50,000円も安い
T10はハイスペックな機能が目立ちますが、N10もロボット掃除機として部屋をキレイにするという意味では十分すぎる性能が備わっています。
そこまでハイテクな機能はいらないから、安く買いたい~!
そんな場合はDEEBOT N10でも十分ですよ。
部屋を勝手に掃除して、勝手に元の場所まで戻って充電してくれる。
これだけで、私は十分ありがたい!って思ってしまいます(*^^)
DEEBOT N10 かT10どちらを買おう!?という時の参考にして頂けたら嬉しいです。
ロボット掃除機DEEBOTを使用してお掃除の手間を省いて、快適な生活を手に入れてくださいね。
▼ペットを飼ってる方は、見守りカメラとして活用もできるDEEBOT T10が便利
▼価格は抑えつつ、しっかり吸引×水ぶきをしてほしい!という方はDEEBOT N10