ひな祭りは女の子、子供の日は男の子をお祝いするというイメージがあると思います。
では子供の日には女の子はお祝いしないのか、
女の子がいらっしゃるご家庭では悩まれることがあるのではないでしょうか。
でも、大丈夫です!
その疑問にお答えしていきます!
こちらの記事では、
- 子供の日に女の子はお祝いするの?子供の日の意味や目的も
- 子供の日。女の子だけの家庭はなにして過ごす?
- 女の子はひな祭りと子供の日どちらもお祝いする?
- 子供の日は女の子もお祝いする?まとめ
これらについてまとめていきます。
結論からいうと、
子供の日に女の子をお祝いしてもいいのです。
この記事では、子供の日の意味や目的、子供の日の具体的な過ごし方までまとめています。
ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
そして、家族みんなで素敵な子供の日を過ごしましょう。
子供の日に女の子はお祝いするの?子供の日の意味や目的も
子供の日と端午の節句は同じものと思っている人も多いのではないでしょうか。
しかし、実際には違うのです。

子供の日と端午の節句は、それぞれ別に考えるとわかりやすいよ
子供の日とは
子供の日は国民の祝日になります。
国民の祝日に関する法律によると、「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」となっています。

男の子、女の子の性別関係なくお祝いして問題ないです!
また同時に、お母さんへの感謝をする日でもあるのです。
子供の日には子供たちみんなの健やかな成長をお祝いし、お母さんへの感謝の気持ちを伝えることができたらいいと思います。
端午の節句とは
一方、端午の節句は古代中国に由来します。
楚の国の政治家で詩人でもある屈原が陰謀により国外に追放され、そのことに失望した屈原は川に身を投げて亡くなってしまった日が5月5日です。
それから毎年その日は、屈原の供養の行事が行われるようになったことが端午の節句の始まりといわれています。
また端午の節句である5月は季節の変わり目で天候も不順であり、体調を崩す人も多かったようです。
そのため、香りが強く邪気を祓うとされていた薬草である菖蒲を使って、病気や災厄を払うという行事が広く行われるようになりました。
これが中国全体に端午の節句が広まっていった所以です。
その後、日本にもそのような風習が伝わり、日本独自の行事へと変化していきます。
やがて江戸時代には男の子の誕生を祝い、健やかな成長を願うという男の子の日という意味合い強くなっていったのです。
病気や災厄から守り、丈夫に成長してほしいという意味が込められた鎧や兜を、男の子が生まれると飾るということが行われるようになったのもこの頃からです。
このように5月5日という同じ日ではあるのですが、
そもそも子供の日と端午の節句はもとの意味合いが違うのです。
その2つを混同して、子供の日は男の子をお祝いする日と思われてしまっていることがあるのです。
子供の日。女の子だけの家庭はなにして過ごす?

では女の子だけの家庭ではどのように過ごすのがいいでしょうか。
これをしなくてはいけないというものが決まっている訳ではありません。
鎧や兜などの五月人形を飾るということは、もともとは端午の節句の行事からきているものなので、「男の子の」という意味合いが強くなってしまう部分があります。
なので女の子だけの家庭では、あえて購入して飾ったりする必要はないと言えます。
だからといって、女の子だけの家庭がそのようなことを絶対してはいけないという決まりもありません。
- 家で小さな鯉のぼり飾ったり、
- 新聞紙で手作りの兜を作ってみたり
- 子供の日のお祝いケーキを食べる
というのは子供と一緒にもできますし、子供も楽しめますのでいいと思います。
また、端午の節句が由来ですが、柏餅やちまきを食べるということも昔から行われています。
柏餅に使われる柏の葉は、新芽が出るまで古い葉が落ちないことから「家系が絶えない」、「子孫繁栄」という意味合いがあります。
ちまきは中国の屈原の供養の行事に由来していて、「厄除け」「無病息災」の意味合いがあります。
柏餅・ちまきどちらも縁起の良い食べ物として、子供の日の行事食の一つとして食べることが多いです。
最近では、ケーキ屋さんで子供の日用の可愛らしいケーキが売られているので、みんなでケーキを食べてお祝いするというのもありかもしれませんね。
また5月5日はGW中なので、各地で子供も参加できる様々なイベントや催し物も行われています。
そのようなものに参加して、家族で思い出を作って過ごすというのもいいと思います。
女の子はひな祭りと子供の日どちらもお祝いする?
先程もお伝えしたように、子供の日と端午の節句が混在してしまっていることで、子供の日は、男の子を祝う日のような捉え方が生まれてしまっています。
家庭にもよると思いますが、女の子だけの家庭であってもひな祭りと子供の日どちらもお祝いしていいのです。
子供の健やかな成長をお祝いすることは、いくらしても悪いことではありません。
むしろ子供の成長はあっという間なので、その時々の子供の成長をお祝いできたらいいと思います。
男の子だけの家庭でも、雛人形を飾る家庭もあります。
子供の成長を少しでも多くお祝いできる環境を、私達親が用意してあげるのも素敵なことなのではないでしょうか。

女の子だけの家庭でも、子供の日は家族でお祝いしたり楽しく過ごしたいね
子供の日は女の子もお祝いする?まとめ

子供の日は女の子もお祝いして問題ない
ということを、まとめていきましたがいかがだったでしょうか。
●同じ5月5日だが、子供の日=端午の節句ではない。
●端午の節句は男の子の日という意味合いが強い。
●子供の日は男女の性別関係なく、子供みんなを祝う日。
●子供の日は子供だけでなく、お母さんへの感謝の日でもある。
このように女の子だけの家庭でもぜひ子供の成長を家族みんなでお祝いし、お母さんにも感謝の気持ちを伝えられる日となったら素敵ですね。
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