毎年子供たちが楽しみな行事のひとつ『クリスマス』
もちろんお目当てはサンタクロースからプレゼントとクリスマスケーキでしょう。
「明日はクリスマスだね、僕の家にもサンタさん来るかな」
「いい子にしてないと、私の家を通り越されちゃう」
「僕の家、煙突ない!どこからサンタさん入って来るだろう」
など、クリスマスプレゼントを楽しみにしている子ども達の会話って聞いてると可愛いですよね^^
大人までワクワクしちゃいます^^
しかし、子供の年齢が上がってくるとこれまでとは違う声も出てきます。
「そもそもサンタっていないよね?」
「海外にサンタクロースの協会があるんだろ」
「親も毎年プレゼント用意するの大変よな」
もう最後の意見は核心をついているのでなんとも言えません。
さすが子供とはいえある程度の年齢になるとサンタクロースの正体が一体何なのか察しがつくようです(汗)
いつまでもサンタクロースを信じていると馬鹿にされそうな気がしていたと感じている大人もきっと多いと思います。
いつの間にか友達とサンタクロースの話もしなくなり、そのまま大人になっていました。
ここで疑問なのが『サンタクロースって何歳頃に終わらせるべきなのか?』という点。
ある年齢になったらパタリとサンタクロースのプレゼントをなくしてもいいのかしら。
クリスマスの朝に『プレゼントが来てなかった…』とがっかり肩を落とす子供の姿は見たくないですし何気に悩みます。
ということで今回は
サンタクロースのプレゼントは何歳まで卒業すべきか?
子どもを傷つけず自然な流れでサンタクロースを終わらせる方法についていくつかご紹介します。
まだ我が子は、サンタクロースの存在を信じていますが…いつかサンタクロースを終わらせる日はやってきます。
現在、サンタクロースからのプレゼントの終わらせ方についてお悩みの方のご参考になればと思います。
サンタさんは何歳で卒業がベスト?
子どもたちにとってクリスマスはサンタクロースからプレゼントがもらえる一大イベントですよね。
毎年クリスマスの時期になると、子供たちはワクワク胸を躍らせている姿がたまらなくかわいいのですが、ある程度の年齢になると親は『サンタさんは何歳まで続けるべきか』という迷いができてきます。
サンタさんを卒業する年齢は何歳がベストか
については様々な意見や経験があるので『〇歳です』と明確なことは言えません。
私の周りでは
『中学生まではきた』
『高校生まできた』
『中学生になったら来なくなった』
といった話がありました。
うちは中学生までサンタさん来たなぁ🎅
— しことら (@shino_tora) December 26, 2019
サンタさんは小学生まで、お小遣いお年玉は中学生までだぞ
— カメゴンちゃんさん (@kamegon24) December 25, 2019
我が家では中学生までサンタさんが来ます。
息子は中学3年生。最後のサンタさんが来ました♪
朝起きた時の喜ぶ顔は小さい頃と変わらないんだな〜😍
また来年もこの顔見たいなぁ〜
やっぱり高校生になってもサンタさん来るかもなぁ?(笑)— ふー (@yagirafu_) December 24, 2019
高校生までサンタさんきてたから懐かしいっていってたわらわら
— あきえゆ🐻💗🎺 (@mashumero___0) May 2, 2020
SNSをみると中学生あたりがサンタさん卒業のタイミングだったという人が多いようです。
でもそもそも家庭で『サンタクロースの位置づけ』が異なったりするし
下に弟や妹がいれば、その年齢に合わせてサンタクロースが長く来ることもあるようなので
家庭の状況によるかもしれません。
中学生や高校生までサンタさんが来るなんて贅沢
ダサい
ということは決してないですし
子どもが大人になったときにいい思い出として残っていたらそれはそれでいいですよね。
サンタクロースの自然な終わらせ方は?
サンタクロースはそろそろ卒業かな…と思いつつ
突然やめたら子供はがっかりするだろうし・・どうするのがベストな方法なのか悩むものです。
子供ががっかりせずにサンタクロースからのプレゼントをやめる方法をいくつか
考えてみました。
①サンタクロースの代わりに親がプレゼントを用意していると説明
サンタクロース協会に所属しているサンタクロースがいます。日本人の方でもいらっしゃいますよね。
公認のサンタクロースになるには、様々な条件や資格試験をクリアしないとなれません。このため、サンタクロースは実在するという意見は間違っていないと思います。
ただ、ちょっと現実的に考えるとサンタクロースが世界中の子ども達にプレゼントを配ることは難しいです。
ある程度理解できる年齢のお子さんならば(小学生高学年~)
親が
『サンタクロースからの伝言を受けてプレゼントを用意していること』を子供に伝えて、サンタクロースからプレゼントをもらう習慣を終わらせてみてはいかがでしょうか。
子供に言葉で説明するならこんな感じでしょうか。
実は、お父さんとお母さんがフィンランドに住んでるサンタさんにお願いされて、代わりにプレゼントを用意していたんだよ。もうそろそろサンタクロースのプレゼントはおしまいにしよう。ってサンタさんから伝言があってね。
サンタクロースが『そろそろクリスマスのプレゼントはおしまい』って言ってたよ~!と伝言をもらったかのように伝える方法です。
『えーやだー』とか
『えー今年まではもらいたい』とか
子供がいろいろそれに対して言ってくると思うので
子供の反応をみていつサンタクロースをやめるか最終的に決断してもいいですね!
『じゃあ今年で最後のクリスマスプレゼントにするねってサンタさんが言ってたよ。最後だから好きなプレゼントお願いしてみたら?』
『サンタさんの代わりに次からは私たちがクリスマスプレゼントするね』
なんて言葉がけしてもGOOD
10~13歳前後あたりでサンタクロースのプレゼントを卒業するときは、これを使って見て下さい^^
②サンタクロースの試験やサンタクロース協会の活動を説明
高学年~中学生あたりの子どもには、サンタクロースは世界中でひとりではなく、試験に受かった人だけがサンタクロースになれることを教えてあげてみてもいいかもしれません。
現実的な話をしてあげる方が、納得してサンタクロースを終わらせられる子どももいます。
それでね、毎年毎年子供たちが生まれるからクリスマスの日はサンタさんは大忙しなの。
〇〇は今年中学生になったし(例えば)、そろそろサンタさんからプレゼントもらうの卒業するのはどう? クリスマスパーティもするしケーキはこれからも食べるけどね!
クリスマスのお祝いはするけど
サンタさんは小さな子供たちへプレゼントを運ぶのが忙しいからそろそろおしまいにしようというところに話の流れを持っていけたらいいですね!
その子の性格や年齢に応じた内容を話してあげてみてください。
③サンタクロース宛にお別れの手紙を書いてもらって終わらせる
こちらの方法は、子ども達がサンタクロースの存在を疑い出す前にあらかじめ行う方法です。なるべく早くサンタクロースを終わらせたいご家庭にはおすすめです。
例えば、小学校に入学したタイミングでやってみてもいいかもしれません。小学生になると、交友関係や情報収集の仕方が変化してきます。サンタクロースは親だという友達もいるかもしれません。
手紙に書く内容は、こんな感じ。
というような文面を子どもと相談しながら書きます。
無理やりはだめですが、相談しながら書くことで、子どもも納得してスムーズにサンタクロースを終わらせることにつながります。
そして、これからプレゼントを用意するのはサンタクロースからおうちの方が引き継ぐという話をしてあげてください。
サンタクロースを終わらせることができても、プレゼントを楽しみにしている子どもはたくさんいますからね。
それならすんなり終わらせることができるでしょう。
④「サンタクロースの存在を疑い出した時は理由を聞いて終わらせる」
子ども達が大きくなるにつれて、核心をついた質問をされると思います。
「サンタクロースっていないだよね。親がプレゼント用意してるんでしょ」
と言われてぎくりとした方もいるのではないでしょうか。
サンタクロースを疑い出したら、サンタクロースから卒業する良いタイミングととらえてもいいかもしれません。
どうしてサンタクロースはいないと思い始めたのか、子どもがどう思っているか感じているか話を聞いてみてあげてください。
友達がそう言ってた、パパがプレゼント置くところを見た、ママのクローゼットにプレゼントがあった、などなど。「そこで気が付いてたの!」と笑い話になるかもしれませんよ。
おうちの方は、自分たちがプレゼントを用意していた事実を正直に伝えて、サンタクロースを終わらせるようにしてみてはいかがでしょうか。
案外、私たち大人が思っているよりもあっさりと受け入れる子ども達が多いようですよ。
サンタクロース協会というものがあることを教えてあげてもいいかもしれませんね!
サンタクロース協会はフィンランドにありますが、そこに手紙を送るとクリスマスにはがきが届くのは本当の話です。
子供と本物のサンタさんへ手紙を送ってみてもいいですね。
『サンタさんはいるんだ…(うちにはこないけど)』というちょっと不思議でファンタジーな感覚は、サンタクロースは親だったという真実を知っても途絶えないかもしれません。
ただ、友達の家ではサンタクロースを終わらせていない可能性もあります。
それぞれの家庭でサンタクロースの扱い方は異なりますから
友達に「サンタクロース=親」という意見を押し付けないような話を子どもにした方がいいかもしれません。
サンタクロースを信じている小さい子ども達もいますし、同級生にもサンタクロースを信じている友達はたくさんいるかもしれませんからね。
④NPO法人チャリティーサンタの”未来の手紙”を利用して卒業する
NPO法人チャリティーサンタは、サンタクロースが自宅に来てくれるという活動を実施しています。(エリア限定、寄付が必要など注意事項があります。)
公式サイト:NPO法人チャリティーサンタ
クリスマスイブに研修を受けたボランティアの方が、サンタクロースとして自宅に来てくれるのですが、クリスマスイブが終わっても活動報告としてサンタ新聞と”未来の手紙”が送られてきます。
“未来の手紙”は、子どもがサンタクロースを信じなくなった時におうちの方から子どもに渡してもらう手紙です。
これまた素敵な内容なんです。
運営サイトを確認していただくと、チャリティーサンタの活動や手紙の内容について紹介されています。
興味のある方は参考にされてみてはいかがでしょうか。
サンタクロースの終わらせ方はその子の成長に合わせて方法を考えよう
いくつかサンタクロースの終わらせ方をご紹介しました。
まだ小さいうちに話す、ある程度大きくなってから話す、いろいろとアプローチの仕方はあります。
子ども達の成長には個人差があり、それぞれ考え方もいろいろです。
弟や妹のいるご家庭なら、上の子が下の子どものワクワクをなくしてしまわない方法を考えることも大切です。
子ども達が傷つくことなく、サンタクロースを卒業する日がくることを願っています。
いつかやってくるサンタクロースを終わらせる日。寂しいことではありますが、子ども達が成長した証として受け止めてあげたいですね。
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