子供が運動会を嫌がる!行きたがらない(涙)
そんな困った状況の時、
親としてどう対応するべきか悩みますね。
運動会は幼稚園や保育園、小学校等で必ずある行事の一つで、
お母さんお父さんにとっては、子供が一生懸命走っている姿や踊っている姿を見るだけでも、子供の成長を感じて感動したり嬉しくなるのですが。
子供が運動会前に「運動会に行きたくない」と突然言い出したらどう対処しますか?
全ての子供が運動会を楽しみにしている訳ではありません。
結構、私の周りでも『子供が運動会を休みたいっていうんだけど…』という相談を受けたりすることが時々あります。
この記事では、
- 子供が運動会に行きたくない理由や
- 運動会に行きたくない子供への対処法
- 運動会を休ませていいものか?
これらの悩みについてまとめていきたいと思います。
運動会に行きたくない子供への対処法は?どうする?
子供に「運動会に行きたくない」と言われたら、まずやるべきことは
『話をじっくり聞いて、理由は何か探ること』です。
どのような理由であっても
「そうなんだ」と共感し、
まずは、子供の気持ちを受け止めるようにして、子供の心に寄り添ってはいかがでしょうか。
理由を深堀しないまま、
早まって「そんなこと言わないで行きなさい!」
といって無理に行かせるような言葉は言わないようにしましょう。
運動会を休みたいと思っても、きっと休めないだろうな…
と子供ながらに悟っている部分もあり、
それでも、
お母さん・お父さんに行きたくないと本当の気持ちを打ち明けています。
お母さん・お父さんにまで否定されると、自分の味方になってくれる人がいないと否定的な気持ちになり、気持ちが塞がってしまいます。
まずは話を聞いて理由を探り、
その気持ちを受け止めた上で対処法を考えていきます。
運動会嫌いな子供。理由はなに?なぜ嫌がる?
理由はいくつかあります。
主に考えられるのは次の3つです。
- 運動が苦手だから
- 競争するのが嫌いだから
- 友達がいなくて楽しくないから
理由を詳しくみていきましょう。
①運動が苦手だから
まず、運動が苦手だからという理由です。
走るのが遅かったり踊るのが苦手だと、迷惑をかけたり目立ってしまって恥ずかしい…という気持ちをもつ子供もいます。
結果、運動会に行きたくないという気持ちになってしまうんですよね。
そんな時は、運動会まで一緒に練習をしたりして運動をするのが楽しくなるように工夫をしましょう。
- 一緒に、走る練習をする
- 苦手な種目があればその練習をする
こういった時間は、親子のコミュニケーションの場にもなり、
これだけで子供の運動会に行きたくないという気持ちが落ち着く場合もあります^^
子供も親と練習をしてきたのだから運動会に行こうかなと気持ちが前向きになるかもしれません。
運動会後も、
「練習してきた成果が出たね、一生懸命頑張っていたのが伝わって嬉しかった!」
と声をかけるなど
その子の頑張っていた姿や挑戦した気持ちをたくさん褒めてあげることもとても大切です。
②競争するのが嫌いだから
競争をするのが嫌いだから、運動会に行きたいくない!という子供もいます。
紅組と白組に分かれて得点を競ったり、
勝ち負けにこだわる友達がいて自分のせいで負けたらどうしようと不安になって、
運動会に行きたくないという気持ちになってしまうんですよね。
この場合、
「順位や得点を気にせず楽しんできたらいいよ」とお父さん・お母さんが声をかけたり、
子供の好きな食べ物でお弁当を作ってあげたり、競争をするのが運動会に行く目的でないことを子供に伝えてあげましょう。
楽しむことが大切!というところに意識をもっていってあげると、
子供の気持ちが軽くなり、純粋に楽しむ気持ちをもてるようになるかもしれません。
③友達がいなくて楽しくないから
中には、友達がいないため、運動会に行っても楽しくない。
という理由から運動会に行きたがらない子供もいます。
たしかに、運動会では、友達同士でワイワイ過ごす時間もあるので
友達がいないと、自分だけ孤独感を感じるのが嫌で、運動会に行きたくない…
となる気持ちもわかりますね…。
特に、小学生中学年・高学年になると、友達がいないことが恥ずかしい、
辛い…という気持ちが強くなる子供も多いです。
そんな時は、まず子供の気持ちに寄り添って、じっくり話を聞きましょう。
万が一、いじめのようなことが起きていたら、そこは運動会うんぬんではなく
学校とも真剣な話し合いが必要になってくるので。
そこはまず最初に見極めておきたいところです。
そして、どうしても運動会に行きたくない、という気持ちが強いのならば
私個人的には、無理強いはしなくてもいいのかな…と思います。
すべての子供にとって、運動会が大切な楽しい思い出になるとは限らないので。
子供にとって、少しでも心が軽くなるのであれば、運動会を休むという選択肢も
場合のよってはありだと思います。
他にも、
- 集団で行動するのが嫌
- 人前で行動するのが苦手
という理由等、
子供それぞれで運動会を嫌がる理由があります。
親としてできることは、
子供が運動会を楽しめるような目的を作り、
運動会に行くとどのような良いことがあるのかを伝えてあげると良いでしょう。
ただ、その子供が嫌がる理由によっては、必ずしも運動会に行かせることだけがいい選択肢とはいえないと思います。
じっくり寄り添って話を聞いてあげることは、忘れないようにしましょう。
運動会嫌いな子供。学校を休むのはあり?
どうしても子供が運動会に行きたくないと言う場合、運動会当日に学校を休むのはありなのでしょうか?
個人的には、理由によっては学校を休むのはありだと思います。
ただ、できる限り行けるよう、子供へ働きかけはしたいですね。
私自身、小学校の時にマラソン大会に参加するのが嫌で毎日悩み、悩みすぎて当日に体調を崩して休んだ経験があります。
家族や友達は体調を崩したのだからしょうがないと励ましてくれましたが、参加しなかったことで自分に負けてしまったような悔しさがずっと残っています。
このように、運動会に行かずに後々後悔する…といったこともあると思うので、
やっぱり行けばよかった…という後悔になりそうならば
できる限り運動会に行かせた方がいいと思います。
無理にでも行かせた方が良いとは言いませんが、
行かせるべきか・休ませるか
親としても判断できるよう、子供の理由はじっくり聞く必要がありますね。
運動会が嫌いな子供へどう対処するべき?まとめ
運動会が嫌いな子供へどう対処するべきかまとめると、
まずはなぜ運動会に行きたくないのか理由をよく聞いて、子供の気持ちを受け止めるようにする!
です。
行きたくない理由を決して否定せず、
もし親であるあなたが、
理由を聞いたうえで『運動会は行った方がいい!』と思うのであれば
運動会を嫌がる理由を払拭してあげられるような、声がけ・働きかけを行い、
子供が自ら『運動会に行く』という意思の元、参加できるのがいいですね。
スポーツが苦手でも、競争がきらいでも
運動会の目的は、そこではないんですよね。
挑戦すること
チームで頑張ること
自分の力をだしきった!と達成感を味わうこと
お友達と気持ちを共有しながら楽しむこと
…様々な気持ちが沸きあがり、それが子供にとっての経験・学びへとつながります。
親としても、
順位や勝ち負けにこだわった声掛けをするよりも、
子供にとっても良い経験になったね!楽しかったね!
という気持ちで子供を見守ってあげると、
子供の心も軽くなるかもしれません^^
ただ、友達がいなくてつらい、イヤだ…という気持ちに直面してる子供の場合は
また違った心のケア・配慮が必要かもしれません。
その場合は、
運動会に行かせることが最良の選択ではない場合もあります。
子供の話をしっかり聞いて、辛い思いや悩みに寄り添い
一緒にどうするかを考えましょう。
場合のよっては、先生に相談するというのもひとつだと思います。
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