シャープCV-P60とパナソニックF-YZVXJ60の違いを徹底比較しました!
どちらも衣類乾燥除湿機ですが、サイズ感や、洗濯物の真下に置いて乾かせるという点が似ており、
どちらを買おうか迷う方も多いと思います。
違いはいくつかありますが、大きな違いは
- モードの種類と風向き調整
- タンク容量
です。
衣類乾燥・除湿・衣類消臭という3つのモードは共通していますが、
パナソニックF-YZVXJ60は、さらに細かく調節することがでます。
また、
・シャープCV-P60は、上部からの送風のみ
・F-YZVXJ60は風向きを上下左右に向けることも可能
です。
F-YZVXJ60は、洗濯物だけでなく、クローゼットや下駄箱での活用がしやすかったり、
寝具など大きい洗濯物を干すときも、角度を調節して干すことが可能です。
この記事では、より細かくCV-P60とF-YZVXJ60の違いや共通の特徴についてまとめているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
▼シャープCV-P60。真下から360℃から乾かす。速乾性抜群!
▼パナソニックF-YZVXJ60。真下からワイドに乾かす!寝具ケアモードも
シャープCV-P60とパナソニックF-YZVXJ60の違いを比較!
まずは、
衣類乾燥除湿機シャープCV-P60とパナソニックF-YZVXJ60の違いを表にまとめました。
本体の高さが低く、洗濯物の真下に置いて乾かすことができるという点では、似ていますが
違いもそれなりにあります。
違いを8点ご紹介していきますね。
- 価格
- サイズ・デザイン
- 機能
- 衣類乾燥時間
- 排水タンク容量
- タイマー設定
- 風向き
- その他
CV-P60と-YZVXJ60の違い一覧表
シャープCV-P60 (2022年4月28日発売) | パナソニックF-YZVXJ60 (2022年5月11日発売) | |
価格 (2022年5月11日現在) | 最安値32,800円~ | 最安値38,100円~ |
サイズ(㎝) | 幅30×奥行30×高さ32.3 | 幅43.6×奥行17.7×高さ33.5 |
重量 | 6.7㎏ | 6.0㎏ |
機能 | 【衣類乾燥モード】 ・速乾 ・音控えめ/自動 ・除湿(自動) 【衣類消臭モード】 | 【衣類乾燥モード】 ・速乾 ・標準 ・音控えめ ・冬 ※エコナビ (カラッとセンサーで乾燥終了後に自動停止)【除湿モード】 【ケアモード】 ・寝具 ・衣類 ・部屋 ※ケアキープモード有 |
衣類乾燥時間 (洗濯物2㎏の場合) | 【速乾の場合】 ・99分(梅雨時) ・109分(冬季) | 【速乾の場合】 ・108分(梅雨時) ・135分(冬季) |
排水タンク容量 | 約1.5L | 約2L |
タイマー設定 | 2H・4H・6H | 4H・8H |
風向き | 本体上面から360℃全周吹き出し | ・上下スイング選択 (全方向・上方向・下方向) ・左右自動送風固定 (幅約100㎝) |
その他 | ・プラズマクラスター7000搭載 ・チャイルドロックあり | ・ナノイーX(4.8兆)搭載 ・電源コード収納有 |
価格はパナソニックF-YZVXJ60の方がやや高め。
だけど、モードの種類が豊富だね。
それぞれ長所があるので、違いを詳しく見ていきましょう~!
▼シャープCV-P60。真下から360℃から乾かす。速乾性抜群!
▼パナソニックF-YZVXJ60。真下からワイドに乾かす!寝具ケアモードも
違い①価格
現在の販売価格(2022年5月11日現在)
- シャープCV-P60 (最安値)32,800円~
- パナソニックF-YZVXJ60 (最安値)38,100円~
約5,000円ほどの価格差だよ。
除湿能力も同じで
コンパクトタイプということで、
とても似ている商品ですが、機能面やタンク容量などパナソニックの方がやや多いためか、値段にも少し差があるようですね。
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違い②サイズ・デザイン
シャープCV-P60、パナソニックF-YZVXJ60共に軽量でコンパクトな衣類乾燥除湿機です。
除湿は、室温に左右されにくいデシカント式で、コンパクトながらも1年中パワフルな衣類乾燥が可能です。
どちらも高さを抑えたサイズになっており、ラックなどにかけた洗濯物の下に置いて、真下から風を存分に当てることができます。
シャープCV-60のデザイン
サイズは幅30㎝×奥行30㎝×高さ32.3㎝のほぼキューブ型で、少し丸みのある形がおしゃれな印象。
リビングなどに置きっぱなしでも、インテリアとして見た目も邪魔にならないかわいらしいフォルムです。
上から360℃で送風するので、洗濯物がむらなく乾きやすいという特長があります。
パナソニックF-YZVXJ60のデザイン
サイズは幅43.6㎝×奥行17.7㎝×高さ33.5㎝で、長方形のスリムな形です。
シャープに比べ幅がある分、洗濯物の下からの風は、幅約100㎝までのワイドな送風ができるのが特長です。
薄型なので使わない時も省スペースに収まり、本体にコード収納ができるのも便利ですね。
違い③機能
2つの大きな違いは『機能(モードの種類)』といってもいいですね。
シャープCV-P60、パナソニックF-YZVXJ60共に主な機能は、
「衣類乾燥」「除湿」「衣類消臭」の3つです。
その詳細のモードに違いがあります。
CV-P60
シャープ CV-P60 | パナソニック F-YZVXJ60 | |
①衣類乾燥 | ・速乾 ・音控えめ ・自動 ・冬 | ・標準 ・音控えめ ・速乾 ・冬 |
②除湿 | 自動 | 自動 |
③衣類消臭 | 自動 | ・寝具 ・衣類 ・部屋 |
シャープCV-60は、モードの種類がシンプルだよ!
パナソニックF-YZVXJ60では、さらに以下の設定も可能です↓
- 送風する上下のスイング幅:3方向(全方向・上方向・下方向)より選択
- 向きを固定することもOK
真下からだけでなく、向けたい場所にダイレクトに風を送れて便利です。
また、乾燥終了後に自動で運転を停止する「カラッとセンサー」機能がついているのが大きなポイント。
タイマーを設定することなく乾燥終了まで任せられるので、無駄な運転を防ぐことができるのは嬉しいポイントですね。
また、
衣類乾燥中に「除湿」または「ケア」を3秒長押しすることで、
衣類乾燥終了後に続けて「カラッとキープ」や「ケアキープ」モードに切り替わり、部屋全体を快適空間にキープし続けてくれる機能がついています。
パナソニックF-YZVXJ60は、シャープCV-60に比べ、より細かいモードの選択で、その都度用途に合わせて使い分けができそうでだね。
逆に、複雑に機能があっても、使いきれないよ~!という方は、
シャープCV-P60の方がシンプルで使いやすいと感じるでしょう。
▼シャープCV-P60。真下から360℃から乾かす。速乾性抜群!
▼パナソニックF-YZVXJ60。真下からワイドに乾かす!寝具ケアモードも
違い④衣類乾燥時間
梅雨 | 冬 | |
シャープCV-60 | 1時間39分 | 1時間49分 |
パナソニックF-YZVXJ60 | 1時間48分 | 2時間15分 |
洗濯物が乾く時間も見比べてみました。CV-P60の方が早く乾きますね!
シャープの方が電力がやや高いためか、速乾モードの最短乾燥時間は早いのでしょう。
わずか9分ほどの差になりますが、
パナソニックの場合、「標準」や「音控えめ」では、電力に差があるため、だいぶ時間が変わっていますね。
シャープでは、「音控えめ」でもパナソニックの「速乾」より電力が高いため、乾燥時間は早くなると思います。
少量の洗濯物を常に最短で乾かしたいという人には、シャープCV-P60の方がおすすめかな?
しかし、
時間はあくまでも目安であり、洗濯物の量や干し方、部屋の環境でも乾燥時間は大きく変わります。
時間よりも、電力を抑えながらその都度モードを変えて乾かせる方がよい人には、パナソニックの方がよいでしょう。
違い⑤排水タンク容量
排水タンク容量 | 除湿能力/日 | |
シャープCV-60 | 1.5L | 50HZ:5.4L 60HZ:5.6L |
パナソニックF-YZVXJ60 | 2L | 50HZ:5.4L 60HZ:5.6L |
除湿能力は、どちらも同じなんだね!
使用時間や使う頻度によりますが、
例として24時間除湿した場合、
- シャープでは1日に3回程度
- パナソニックでは1日に2回程度
溜まったタンク内の水を捨てなければならない計算になります。
シャープCV-60の方が500mL少ない分、水を捨てる頻度はちょっと多くなるね。
満水になりランプが点灯すると運転が停止してしまうので、タンク量にも注目したいところです。
違い⑥タイマー設定
タイマー設定 | |
シャープCV-60 | ※3段階 2H 4H 6H |
パナソニックF-YZVXJ60 | ※2段階 4H 8H |
シャープの場合、外出の際や電気代の無駄をなくすためには、乾かす時間を予測してタイマー設定をする必要があります。
一方、パナソニックF-YZVXJ60では、衣類乾燥スタート後は、終了すれば自動で停止してくれる機能がついているので、基本的にはタイマー設定をする必要はありません。
違い⑦風向き
風向き | |
シャープCV-60 | 360℃上部吹き出し |
パナソニックF-YZVXJ60 | ・上下スイング選択 (全方向/上方向/下方向) ・左右ワイド送風 |
シャープCV-60は、本体上部から360℃全周に送風します。
一方パナソニックF-YZVXJ60は、左右に自動で約1mの範囲で送風し、上下の風向は3パターンに設定が可能です。
- クローゼット前では斜め上方向へ
- 玄関や靴箱などでは下方向へ
など、
場所に合わせた向きが設定できます。
衣類乾燥だけでなく、様々な場面で使い勝手がいいのは、
風向きを自在に変えられるF-YZVXJ60だよ。
風を当てたい場所に向けながら、ダイレクトに除湿や消臭などのケアができるところは、パナソニックF-YZVXJ60の大きな強みです。
違い⑧その他
それぞれ、独自の機能も搭載しています。
【シャープCV-60】
- プラズマクラスター7000搭載
- チャイルドロック機能
【パナソニック】
- ナノイーX4.8兆搭載
シャープシャープCV-60、パナソニックF-YZVXJ60共に「衣類消臭」モードがついています。(パナソニックでは「ケア」)
ここで発揮するのが、
シャープではおなじみの「プラズマクラスター」
パナソニックは「ナノイー」です。
シャープCV-60ではプラズマクラスター7000、
パナソニックF-YZVXJ60ではナノイーX4.8兆が搭載されています。
プラズマクラスターでは、静電気除去にも優れているといわれており、ナノイーは髪を潤すドライヤーなども人気ですよね。
どちらも除菌や消臭に優れた効果を発揮し、エアコンや空気清浄機などにもかかせない機能です。
また、シャープCV-P60には、チャイルドロック機能がついています。
には、チャイルドロック機能がついています。
小さいお子さまがいる家庭には、この機能があると安心して使うことができますね。
▼シャープCV-P60。真下から360℃から乾かす。速乾性抜群!
▼パナソニックF-YZVXJ60。真下からワイドに乾かす!寝具ケアモードも
シャープCV-P60とパナソニックF-YZVXJ60、電気代が安いのはどっち?
電気代はシャープCV-P60とパナソニックF-YZVXJ60
どちらが安いのか?比べてみました↓
【衣類乾燥】※速乾モードの場合
1時間 | 洗濯物 1回分 | 洗濯物 1回分×1ヵ月 | |
シャープ CV-P60 | 【速乾モード】 14円~15円 | 【速乾モード】 梅雨:24円 冬:28円 | 【速乾モード】 梅雨:682円 冬:762円 |
パナソニック F-YZVXJ60 | 【速乾モード】 12.6円 | 【速乾モード】 梅雨:23円 冬:28.3円 | 【速乾モード】 梅雨:678円 冬:848円 |
「衣類乾燥」の電気代は、正直そこまでの差はないね!
シャープの方がややパワーがある分、1時間の電気代はやや高くなります。
しかし、1回の衣類乾燥終了までの時間で計算するとほぼ変わらず。
「速乾」で毎日1回ずつ1ヶ月間使用したとしてもわずか数円の差でした。
それなら、少しでも短時間でハイパワーに乾かせるシャープの方が効率的かもしれません。
しかし、「除湿」と「衣類消臭」(パナソニックでは「ケア」)では、電気代に差が出てくるようです。
それぞれ電力に差がある分、「除湿」を使うとシャープCV-P60の方が電気代が高くなり、逆に「衣類消臭」を多く使えば、パナソニックF-YZVXJ60の方が高くなります。
▼シャープCV-P60。真下から360℃から乾かす。速乾性抜群!
▼パナソニックF-YZVXJ60。真下からワイドに乾かす!寝具ケアモードも
シャープCV-P60とパナソニックF-YZVXJ6の共通する特長は?
シャープCV-P60と
パナソニックF-YZVXJ6の共通の特徴や機能もみていきましょう!
共通①除湿方式
除湿方式は両メーカー共、室内の温度の影響を受けにくく1年中安定した除湿ができるデシカント式。
デメリットは、ハイブリット式の除湿器と比べてやや電気代が高いこと。
ただ、冬場も除湿能力が落ちず、年中活用したい方にはピッタリかです。
(ハイブリット式だと、冬など気温が低くなると能力が低下しがちです。)
共通②除湿能力
除湿能力(50Hz/60Hz):1日5.4/5.6L
除湿能力は同じです^^
共通③適用床面積
適用床面積:木造で7畳~鉄筋コンクリート14畳
リビング~寝室で使える広さですね!
一人暮らしの方~家族のいる方どちらにも対応するスペックです。
※各メーカーとも、1回で乾かす洗濯物の量は、2.5人分を目安としています。
共通④イオン発生機能の搭載
空気清浄や衣類消臭などに大きな効果を発揮するイオン放出技術が使われており、シャープCV-P60では「プラズマクラスター7000」、パナソニックF-YZVXJ60では「ナノイーX4.8兆」が搭載されています。
イオン発生方式にはそれぞれの特長がありますが、衣類の生乾き臭や汗臭、タバコ、カビ菌、花粉の抑制など、様々な面で信頼できる独自技術です。
▼パナソニックF-YZVXJ60。真下からワイドに乾かす!寝具ケアモードも
▼シャープCV-P60。真下から360℃から乾かす。速乾性抜群!
シャープCV-P60衣類乾燥機がオススメな人
【CV-P6の魅力ポイント】
- 操作がシンプルで簡単。
- 衣類乾燥の「速乾」「音控えめ」共にF-YZVXJ60よりパワーが高い。早く乾く
- 見た目もおしゃれ、インテリアになじむ
- チャイルドロック機能があるので小さい子どもがいる家庭にも安心
CV-P60は、衣類乾燥する際にとってもパワフル!早くしっかり乾かしたい、という方にもってこいの衣類乾燥除湿機です。
様々な場面で…というより、衣類乾燥メイン使いで使うという人にはピッタリかなと思います。
シンプルな操作なので、シニアの方にも使いやすいですね。
【おすすめな人】
- いろいろな機能を使う自信がない
- シンプルに衣類乾燥メインで使いたい
- 少しでもハイパワーで短時間に乾かせる方を選びたい
- 主に衣類をかけるラックの下や部屋の決まったスペースに置いて使う
- 小さな子どもがいるのでより安全に使える方を選びたい
▼シャープCV-P60。真下から360℃から乾かす。速乾性抜群!
パナソニックF-YZVXJ60衣類乾燥機がオススメな人
【F-YZVXJ60の魅力ポイント】
- 衣類乾燥の際、乾き次第自動で停止する
- 多機能なのでシチュエーションによってモードを使い分けられる
- 風の向きが設定できるため、玄関やクローゼット…様々な場所で使い勝手がよい
- CV-P60より排水タンク容量が大きく、排水作業の手間が多少省ける
CV-P60より、やや価格が高めですが、
それだけ機能性や利便性も高いのがF-YZVXJ60。
生活のあらゆる場面で使い勝手が良いよう、モード数も豊富で
風向きなども臨機応変に変えられるのがいいですね^^
【おすすめな人】
- 基本、洗濯物の乾燥は自動で任せたい
- タイマー設定は面倒
- 衣類乾燥以外にも、365日様々な場面で活用したい
- 排水する手間はなるべく少ないほうがよい
▼パナソニックF-YZVXJ60。真下からワイドに乾かす!寝具ケアモードも
シャープCV-P60とパナソニックF-YZVXJ6の違いを比較!まとめ
シャープCV-60とパナソニックF-YZVXJ60は、総合的にみて正直そこまでの差はなくとても似ている商品ですね。
どちらも一長一短で迷うところですが、
私の場合はパナソニックに軍配があがりました。
理由の1つは、ルーバーの向きを変えられ、送風できる範囲が選べるので使い勝手がよいこと。
部屋干しの量が多い我が家では、少しでも広範囲な送風で洗濯物を乾かせる方がよいこと
シャープCV-60では、基本的に衣類の下からしか当てられないかな…と思ったり。
2つめは、タンク容量の大きさです。
面倒くさがりやな私は、タンクの水を捨てに行く回数は少ないにこしたことはないので・・。
また、
F-YZVXJ60なら、洗濯物が乾いたら自動で停止してくれる機能もついているので、外出時も運転をおまかせできる!というのも心強いですね。
風向きの調整も幅広くできるので、
クローゼット前に置いて除湿、玄関で靴箱周りや花粉対策、除菌など、置き場所を変えながら使えそうです。
衣類乾燥はもちろん、その他の用途でも使うイメージが多い家庭にはパナソニックF-YZVXJ60がおすすめかなと思います。
逆に、
衣類乾燥と除湿をメインに、少量の洗濯物をできるだけハイパワーで一気に乾かしたい人・シンプルな操作で十分な方はシャープCV-P60がおすすめです。
どちらのタイプも年間通してフルに使える、家事の超お助け家電になるはずです。
使う様子をイメージして、是非ご家庭にあった方を選んでくださいね。
▼シャープCV-P60。真下から360℃から乾かす。速乾性抜群!
▼パナソニックF-YZVXJ60。真下からワイドに乾かす!寝具ケアモードも
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