シャープ空気清浄機のKI-PX70とKI-NS70は、どう違う?
性能や搭載する機能の違い、価格、サイズを徹底比較!
シャープの空気清浄機はメーカーに対する信頼が厚いこともあり、人気の空気清浄機です。
ただ、シャープの空気清浄機の中でも、種類はいろいろとあるので正直悩む…という方も多いのではないでしょうか。
ここでは、
- KI-PX70
- KI-NS7
この2つの機種を徹底比較しています。
この2つは、そもそも価格が全然違う!(新型KI-PX70-Wの方が高い)けど、
なぜ価格がここまで違うのか?も知っておくと、購入する時の検討材料になるよ。
▼新型KI-PX70(ハイグレードタイプ)
▼ KI-NS70
KI-PX70とKI-NS70の違いを比較!シャープ空気清浄機
まず最初に、 KI-PX70とKI-NS70 の大きな違いをお伝えすると、販売開始年が違います。
- KI-PX70(2022年1月発売・最新モデル)
- KI-NS70 (2020年9月発売)
そもそもこの新型か旧型かの違いで、価格にも大きく差がでてるんだよ。
では、スペックではどう違うのか?見ていきましょう。
違いを表にまとめました↓
KI-PX70とKI-NS70の違いスペック一覧表
違う箇所は赤文字にしてるよ
(新)KI-PX70 | KI-NS70 | |
カラー | ブラウン/ホワイト | ブラウン/ホワイト |
サイズ(㎝) | 幅39.5×奥行26.5×高さ65 | 幅40×奥行33.9×高さ68.6 |
重さ | 約12㎏ | 約11㎏ |
電源コード長さ | 約1.8m | 約1.8m |
イオン濃度 | 50000個以上/㎤ 【プラズマクラスターNEXT】 | 25000個以上/㎤ 【プラズマクラスター25000】 |
空気清浄時間 | 8畳/9分 | 8畳/11分 |
加湿空気清浄時間 | 8畳/10分 | 8畳/11分 |
プラズマクラスター 適用床面積目安 | 約16畳 | 約19畳 |
空気清浄 適用床面積 | ~31畳 | ~24畳 |
加湿適用床面積 | プレハブ洋室~21畳 木造和室~12.5畳 | プレハブ洋室~19畳 木造和室~12畳 |
加湿方式 | 気化式 | 気化式 |
加湿能力 | 最大750ml/h | 最大700ml/h |
水タンク容量 | 約3.2L | 約3.6L |
消費電力 | (空気清浄機)最大69W (加湿空気清浄)最大50W | (空気清浄機)最大66W (加湿空気清浄)最大35W |
空気清浄 電気代目安/1時間当たり | 強モードで約1.9円/h | 強モードで約1.8円/h |
加湿空気清浄 電気代目安/1時間当たり | 強モードで約1.4円 | 強モードで約0.95円 |
モニター表示内容 | ・微小粒子 ・ハウスダスト ・ニオイ ・PM2.5濃度デジタル表示 ・きれいモニター ・デジタル温度・湿度・電気代 | ・PM2.5濃度デジタル表示 ・きれいモニター ・デジタル温度・湿度・電気代 |
使用フィルター | ①静電HEPAフィルター ②ダブル脱臭フィルター ③抗菌防カビホコリブロック プレフィルター | ①静電HEPAフィルター ②ダブル脱臭フィルター ③抗菌防カビホコリブロック プレフィルター |
飛沫粒子モード | ◎ | × |
3方向気流制御ルーバー | ◎自動 | ◎手動 |
スマホアプリ連携 | ◎ | ◎ |
大きな違いは、
新型KI-PX70に【プラズマクラスターイオン最高クラスの「プラズマクラスターNEXT」】が搭載されたことです。
イオン濃度を高くすることで、旧モデル以上にイオン効果の幅が広がり、よりスピーディに部屋を清浄することが可能になっています。
また、サイズも新モデルKI-PX70の方が、KI-NS70と比べてややコンパクトに!
性能はアップしてるのに、コンパクトになったのは嬉しいポイントだね!
また、新型KI-PX70は、モニター「空気のみえる化」を、より細かい項目にわけて確認できるようになっています。
ここも↑結構大きなちがいですね。
では、違いを1つ1つ比べていきましょう!
▼新型KI-PX70
▼ KI-NS70
違い①サイズ・デザイン
- (新)KI-PX70→ 幅39.5㎝×奥行26㎝×高さ65㎝
- (旧)KI-NS70→ 幅40㎝×奥行33.9㎝×高さ68.6㎝
新型KI-PX70のサイズは、KI-NS70に比べて
- 幅-0.5㎝
- 高さ-3.6㎝
- 奥行き-7.4㎝
コンパクトになっています。
奥行が7㎝も薄くなったので、部屋に置いても存在感がスッキリするよ!
デザイン的には、見た目のシンプルさと清潔感のあるデザインは共通していますね。
KI-PX70は、KI-NS70に比べ丸みの少ないシンプルな形。薄型スタイリッシュなデザイン↓
KI-NS70は、上下非対称の幅と、厚みのあるコロンとした丸みのあるデザイン↓
設置する部屋の雰囲気に合わせたり、好みのデザインで選ぶのもありですね!
できるだけコンパクトにしたいなら、新型 KI-PX70 がオススメだよ
違い②プラズマクラスターのイオン濃度
- (新)KI-PX70→「プラズマクラスターNEXT」イオン濃度50,000個/㎠以上
- KI-NS70→「プラズマクラスター25000」イオン濃度25,000個/㎠以上
プラズマクラスターは、シャープの代名詞ともいえる独自の空気浄化技術です。
プラズマクラスターのイオン濃度が高いほど空気浄化力はアップし、様々な効果を生み出し実証されています。
KI-PX70は、シャープ最高グレードの「プラズマクラスターNEXT」を搭載。
イオン濃度はけた違い!
イオン濃度は旧型KI-NS70 の2倍!!
プラズマクラスター最高峰のイオン濃度のため、
シャープ空気清浄機の中でも空気清浄機としての性能は最高峰。
よりスピーディに快適な空間を作り出せる空気清浄機となっています
違い③加湿力
(新)KI-PX70 | KI-NS70 | |
強モード | 750ml/h | 700ml/h |
中モード | 600ml/h | 500ml/h |
静音モード | 210ml/h | 250ml/h |
新モデルのKI-PX70の方が、加湿量は高めです。
さらに、適用床面積が広くなり、清浄時間も短縮されているため、加湿能力全体が大幅にアップされた印象です。
また、新型KI-PX70には二層構造の加湿フィルターが搭載されています。
風を2枚のフィルターに通すことでより多くの水を気化し、部屋全体を素早く潤いのある快適空間にすることができます。
ちょっと難しいけど、シンプルにいうと部屋の中を早くしっかり加湿してくれるっていうことだね。
違い④新機能「飛沫粒子モード」の有無
- (新)KI-PX70→飛沫粒子モード搭載
- KI-NS70→×
新モデルのKI-PX70には、この「飛沫粒子モード」が搭載されています。
風邪対策としても空気清浄機を活用して部屋をキレイにしておきたい!という人には、嬉しい機能だよ。
一方、KI-NS70には「プラズマクラスターパワフルショット」運転が搭載されています。( 新型KI-PX70には搭載されていません)
「パワフルショット」ボタンを押すと、前方向に向けて集中的に高濃度イオンを送ることができ、洗うことのできないソファやカーペット・;:カーテンなどのニオイを消臭、除菌してくれる機能です。
部屋の気になるニオイに発信元に集中的にプラズマクラスターイオンを当てられるのが便利だよ。
違い⑤自動ルーバーの有無
- (新)KI-PX70→自動ルーパー有り
- KI-NS70→手動ルーバー
KI-PX70は、自動で3方向に流れる制御ルーバー【自動】を搭載。
このルーバーは、
花粉やハウスダストなどの大きな粒子、飛沫などの微小粒子、付着浄化など、空気の汚れに合わせて3方向にルーバーの角度が自動で変わります。
これにより、空気の汚れに効率よく対応しながら高濃度イオンを届けることができます。
KI-NS70はルーバーを手動ではあるけど、ルーバーを搭載しているよ
自動で勝手に効率よく運転してくれるのは、いまいち空気の状態が分からない私たちにとっては助かる機能ですね。
違い⑥モニター表示項目
空気を見える化してくれるモニター表示項目にも違いがあります。
(新)KI-PX70 | KI-NS70 | |
モニター項目 | ・微小粒子 ・ハウスダスト ・ニオイ ・PM2.5濃度デジタル表示 ・きれいモニター ・デジタル温度・湿度・電気代 | ・PM2.5濃度デジタル表示 ・きれいモニター ・デジタル温度・湿度・電気代 |
空気の汚れって、私たちには目に見えないので、よくわからないですよね。
そのよくわからない部分をわかりやすくモニターに表示してくれているのですが、
新型KI-PX70は、微小粒子・ハウスダスト・ニオイの状態まで見える化してくれます!
うちは子供がハウスダストだから、見える化してあると助かるな~。掃除もしなくちゃ!という目安にもなるね。
▼新型KI-PX70(ハイグレードタイプ)
▼ KI-NS70
KI-PX70とKI-NS70の価格の違いは?シャープ加湿空気清浄機
気になる価格の違いもみていきましょう。
・(新)KI-PX70の価格
楽天 最安値69,000円~(2022年1月20日時点)
・KI-NS70の価格
楽天 最安値34,479円~(2022年1月20日時点)
だいぶ価格が違うけど、加湿空気清浄機としての性能は、やっぱり (新)KI-PX70 が充実しているよ。購入時、何を一番優先するか?考えてみてね。
▼新型KI-PX70
▼ KI-NS70
新型KI-PX70のメリットとデメリット/シャープ加湿空気清浄機
まず、新型 KI-PX70 についてみていきましょう。
<メリット>
- シャープ空気清浄機最高グレード!高濃度プラズマクラスターイオン効果を得られる
- 加湿能力が高い
- よりスピーディな清浄と加湿が期待できる
- 今の空気の状態が細かくわかる
- ウィルスや飛沫粒子対策に特化した機能がある
<デメリット>
- 新商品のため価格が高い
- 風量や加湿能力が高い分、やや消費電力が上がり電気代が高くなる
- KI-NS70より水タンク容量が小さいため、水が早くなくなる
加湿力が高くて、空気清浄能力もハイレベル。かつ今の時代に安心感のある「飛沫粒子モード」があるのは魅力的だね。
<おすすめの人>
- 最高グレードのプラズマクラスターを搭載の最新モデルにひかれる
- 子供やお年寄りの方と同居しており、風邪対策を強化したい
- 花粉やペットの生えかわりの季節も、とにかく快適に過ごしたい
- 部屋が狭いorあまり部屋にモノを置きたくなく、薄型でコンパクトな方がよい
価格は高いけど、加湿空気清浄機の機能に妥協したくない!という人にはピッタリだね!
▼新型KI-PX70(ハイグレードタイプ)
KI-NS70のメリットとデメリット/シャープ加湿空気清浄機
<メリット>
- 価格が比較的安く買える
- KI-PX70に比べてプラズマクラスターの適用床面積が広い
- パワフルショット運転で、部屋の気になる箇所をダイレクトに消臭や除菌ができる
- 水タンクがKI-PX70の容量よりも大きい
<デメリット>
- KI-PX70に比べ厚みがあるので、設置場所を選ぶ
- KI-PX70に比べ加湿能力がやや劣る
- 空気汚れの状態がわかりづらい
シャープ空気清浄機は、空気清浄機としての性能はそもそも定評がある人気商品です。
その中でも、価格が比較的安くいという点は大きな魅力ですね。
ハイグレードの新型KI-PX70と比較してしまうと、どうしても加湿空気清浄機としての性能は劣りますが、
それでも一般的な家庭において十分に加湿空気清浄機としての力は発揮してくれます。
そこまで性能を求めすぎない。それよりも価格を抑えたい~!という人は、 KI-NS70で十分だよ
<おすすめの人>
- 少しでも安い方を購入したい人
- 加湿空気清浄機として、それなりに機能が充実していればOK!
- 少しでも消費電力を抑え電気代を安くすませたい
こんな方には、 KI-NS70をオススメします。
▼ KI-NS70
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